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【来訪レポート】福岡県立北九州高校

生徒たちと語った「働くこと」と「部活動のいま」

修学旅行と探究学習の一環として、福岡県立北九州高等学校の高校2年生9名の生徒さんが、企業訪問プログラム「ジョブtavi」を通じて弊社オフィスへインタビューに来てくれました。

RUN.EDGEでは、学校の先生方を支援する映像を活用する「非同期型の研究授業」、「総合型選抜対策」や、部活動地域展開を支えるプラットフォーム「SPO-LOG(スポログ)」など、多角的な教育事業を展開しています。その一環として、未来を担う中高生が社会や仕事のリアルに触れるキャリア教育の場を大切にしており、これまでも生徒さんの来訪インタビューを受け入れてきました。

今回は、まっすぐな高校生たちと過ごした充実した時間と、対話を通して改めて感じた「教育と部活動の未来」についてお届けします。

一生懸命な質問から始まったインタビュー

「ジョブtavi」は、生徒自身が司会・進行を務め、社会人に直接インタビューを行うプログラムです。

当日は、事前に準備してくれたメモを両手でしっかりと持ち、緊張しながらも一言ひとことを丁寧に紡ぎ出す生徒さんの進行でスタートしました。その初々しくも真摯な姿勢に、思わず背筋が伸びる思いがしました。

インタビューでは、以下のような本質的な質問を次々と投げかけてくれました。

  • 「この仕事の魅力ややりがいは何ですか?」

  • 「これまでに一番苦労したことや、挫折した経験はありますか?」

  • 「どうして今の職業に就いたのでしょうか?」

社会に出て働く上での手応えや、現在の仕事に就く事になった背景などを含め、私自身の経験をありのままにお話ししました。生徒たちは、真剣な眼差しで耳を傾けてくれていました。

体育科の生徒たちと盛り上がった「部活動」のリアル

予定していた質問は最初の30分ほどで一通り終了したため、後半は私から生徒たちへ逆質問を投げかけ、座談会のようなフリートークへと展開していきました。

「普段はどんな学校生活を送っているの?」「どんなことに打ち込んでいるの?」と聞いていくと、なんと今回来てくれた皆さんは体育科に所属するアスリートたちであることが判明。そこからは一気に打ち解け、私自身の学生時代のスポーツ経験や高校時代の部活の思い出などを交えながら、大いに話が盛り上がりました。

インタビュー終了後は、修学旅行の自由行動の時間とのこと。最後の方は少し時計を気にしながらソワソワしている様子も見られ、高校生らしい素顔が垣間見えて思わず笑顔になりました。それぞれ楽しみにしていた目的地を訪れ、東京での修学旅行を存分に満喫してくれていたら何よりです。

「今は良い指導者に恵まれている」という言葉の重み

今回の対話の中で、私が手掛けている事業の一つとして、部活動改革・地域展開を支えるアプリ「SPO-LOG(スポログ)」の取り組みを紹介する場面がありました。

現在、全国の学校現場では教員の働き方改革や指導体制の変化など、部活動を取り巻く環境が大きな転換期を迎えています。そんな中、生徒たちに普段の指導環境について尋ねてみたところ、返ってきたのは「私たちは今、本当に良い指導者に恵まれています」という力強い言葉でした。野球部の生徒さん、サッカー部の生徒さん、外部で空手に取り組んでいる生徒さん、それぞれどのような指導を受けているのか気になっていろいろと質問をしてしまいました。

自分たちの指導者に対して胸を張って感謝を口にできる生徒たちの姿に、北九州高校の充実した教育環境の素晴らしさを実感しました。

生徒たちが仲間とともに一つのことに全力で打ち込める時間や、信頼できる指導者との出会いは、大人になっても色褪せない貴重な財産です。だからこそ、子どもたちが安心してスポーツや文化活動に没頭できる環境を、大人の側がしっかりと整え、持続可能な仕組みとして支えていかなければならないと、改めて強く感じさせられました。

子どもたちの笑顔と、持続可能な教育環境を目指して

今回の北九州高校の皆さんとの出会いは、私たちにとっても「誰のために、何のために教育事業に取り組んでいるのか」という原点を再認識する貴重な機会となりました。

RUN.EDGEでは、学校現場の授業改善を伴走支援する「授業改善リーダー養成プログラム」をはじめ、部活動の地域移行やICT化を支える「SPO-LOG」など、現場の先生方や子どもたちに寄り添ったソリューションを提供し続けています。

地域や指導者、そして子どもたちが前を向いて活動を続けられる環境づくりを、これからも全力で後押ししてまいります。

RUN.EDGEが取り組む教育支援・導入事例のご紹介

RUN.EDGEでは、学校現場の授業改善や先生方の伴走支援、部活動の地域連携、そして生徒一人ひとりの可能性を広げる探究・進路支援など、多様な教育課題に応じたソリューションを展開しています。

各現場での具体的な実践や先生方の生の声については、ぜひ以下のインタビュー・事例記事をご覧ください。

  • 部活動の地域展開・安心安全の土台を作る「部活動の健康診断サービス」

🔗 [【SPO-LOG導入事例】持続可能な部活動の未来へ|一般社団法人柏スポーツ文化推進協会(KSCA)代表理事 藤﨑様インタビュー] 地域全体で部活動の持続可能性をどう創り出していくのか。柏市での先進的な取り組みと「SPO-LOG(スポログ)」導入の背景を詳しくご紹介しています。

  • 授業の質を高め、教員が学び合える組織をつくる

🔗 [小林先生の「授業者スキルシリーズ」最新記事] 先生方自身の指導スキル向上と、学校全体で授業改善を推進していくためのリーダー育成プログラムの詳細をお届けしています。

  • 生徒の強みを引き出す総合型選抜対策と探究の実践

  • 【導入事例】鹿児島修学館・南大都先生に聞くRECOROKU活用法

🔗 [【導入事例】鹿児島修学館・|国際バカロレア認定校が挑む映像を活用した「個別最適な学び」の最前線] 多様な進路選択に応える個別指導の現場で、ツールをどのように活用し、生徒の思考力や表現力を引き出しているのかを伺いました。

  • 場所や時間を超えて指導法を共有する映像を使った研究授業のDX化

🔗 [【事例インタビュー】「非同期の研究授業」で変わる指導法共有|中越言語難聴研究協議会様の実践] 多忙な業務の中でも先生同士が無理なく授業を見合い、フィードバックを重ねられる「非同期型」の研究授業の実践事例です。

萩原 達也(はぎわら たつや)

プロ野球審判員という極めて異色のキャリアから、教育業界最大手Benesse(ベネッセ)ホールディングスグループ企業へ。
厳格なジャッジが求められる現場から、日本の教育を牽引する巨大組織での実務へと身を転じた経験から、教育業界における広範な知見と深い洞察を培う。現在はIT企業に籍を置き、テクノロジーを軸とした教育DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に従事。
現場で磨いた独自の視点と、Benesseで得た教育の真髄、そしてITによる変革力を掛け合わせ、固定観念にとらわれない「教育界のアップデート」を提言する。